土砂降りの中の稲刈り体験 ― 2006年10月09日 21:46
いやぁ、ホント、すごい体験だったのかもしれない。
7日8日と、新潟県は十日町市松之山の赤倉というところに、稲刈りトウド(手伝い)に行って来た。 と言っても、ただの手伝いではなく、稲刈り自体を祭りとして楽しんでしまおう(もちろん、体験する事が大事)というユニークな発想の持ち主、赤倉の自由人、とよちゃんのところにお邪魔して来たのだった。
稲刈り自体もそうなんだけど、その準備というか、前日から盛り上げる術もさすがとよちゃん。 巧みな話術と料理で、参加者全員の気持ちを盛り上げてくれる、その人柄にはいつも感心してしまう。魅入ってしまう。 だから、こうやって、みんなとよちゃんの元に集まるんだなぁ、と、改めて感じた。
そんな、稲刈り前日の楽しさも吹き飛ぶような、当日の悪天候。 台風が来ていた訳ではないんだけど、猛烈に発達した低気圧と秋雨前線の影響で、日本海側(特に松之山地方(?)(笑))は大荒れ。
それでも、やっぱりやらない訳には行かない(ちなみに、地元のオバさん(指導員))は、「50年以上もこんな作業(稲刈りとか田植えとか)をやっているけど、こんなひどい(天気の)作業は生まれて初めてだ」とのたまったそうな)。
だけど、始まってみると、みんな一生懸命。 天気なんかまったく気にせずに、どんどん作業が捗る。
結局、一度だけお茶タイムをはさみ(それも、みんなソワソワと、作業が気になって仕方がない、という感じで、気もそぞろにブレイクタイムは終わった)、その後は、一気呵成に作業が進み、結局、午後0時半には全ての作業が終わった。
自分は、稲を刈る作業は手伝わなかったけど、刈った稲をハサに掛ける作業を行った。 一面のハサ場が、自分(ともう一人の人の手伝い)の手によって稲に埋め尽くされた様は、ちょっと感動的だったなぁ。
終わった時には、ずぶぬれ、ドブネズミ状態だったけど、何だかとても充実していたのだった。
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