「東京三省会」だって2006年04月17日 23:34

今日、家に帰ってみたら、ポストに見慣れない人から手紙が届いていた。

よく見たら、まあ、よく見なくても、それは、「東京三省会」へのお誘いの手紙だった。 「三省(さんしょう)」というのは、故郷の三集落(小谷、水梨、大荒戸)の集まりの事で、今は廃校になってしまったけど、「三省小学校」というのが昔あって、三集落の児童は、その小学校に通っていたのだった。 自分が通っていた当時は、全校生徒でも60人くらいに減っていたけど、親父やお袋が通っていた当時は、200人くらいの生徒がいたらしい。 とても、信じられないことだけど。

その頃は、文字通り、子供が地域のかすがいとなっていて、三集落も結構行き来が盛んだったんだけど、小学校が廃校になった事により、自然と人の行き来も疎遠となり、かつての「三省」の絆は消えつつある。

時代の流れは仕方のないものだけど、一部の人たちの努力により、また昔の絆(交流)が復活しそうな気配なのだ。

その一つが、「東京三省会」であり、今度、29日に、旧三省小学校で行われる観桜会でもある。 小学校の校庭に、5年くらい前にあらたに桜を植えたと言う事らしい。 で、その桜を愛でに、三集落の人たちが、旧三省小学校に集まろうじゃないか、という趣旨で始まった、観桜会。

「東京三省会」にしても、「観桜会」にしても、故郷への想いを大切にしたいと頑張っている人たちが、いろんなことにチャレンジしながら、地域活性化に励んでいる。

いろんなところで、いろんな人が、いろんな事をして頑張っている。 できるだけ応援して行こうと思っている。